シオン幼稚園 > 幼稚園の紹介

沿革

1966年 創立。「シオン幼児園」としてスタート。
1998年 千葉県知事の認可を受け、「シオン幼稚園」として公認。
以来、子供たちの「生きる力」を支えて参りました。

シオンようちえんのうた

1.たかいおやねの じゅうじかは 
しおんをてらす ひかりです

2.やさしいイエスさま まんなかに
 きょうもげんきに あそびます

3.あかるいおへや ひろいにわ  
 ここもかみさまの おうちです

園長からのごあいさつ

園長からごあいさつ ~2018年度夏休み号/2018年度7月号より~


夏休み号より
  「剣つくるので紙くださーい」と元気な声が事務室に届きます。一日に何人もの子どもたちがそう言ってやってきますが、その中に昨年は声を出すどころか事務室に足を踏み入れることもしなかった子も混じっています。自分のお部屋と園庭だけが安心できる場所でしたが、一年経って、幼稚園のどの場所も安心な場所になったのでありましょう。

 陽ざしの厳しくなった昼下がり、すべり台の傍にできた水溜まりに浸かってまるでムツゴロウのように泥んこ遊びに夢中になっている男の子2人。そのうちの1人は、昨年はお昼になると決まってホールにあるピアノを黙々と弾いていた子です。今年は一転して泥んこ遊び。お友だちとの新しい出会いもあって、心のすべてが解放されたのでありましょう。

 「幼稚園に行きたいの…」具合が悪くなったお母様にそうお願いして、何とか幼稚園に連れてきていただいた女の子。昨年はお友だちとの関係に小さな心を痛め、登園するのにエネルギーを要しましたが、いろいろなやり取りを重ねながらお友だちとの距離間や交わし方を自分で体得して、自信をもってお友だちと関われるようになったのでありましょう。

 「新しい先生なの?」と実習に来た先生に自分から声をかけていた女の子。彼女はとても慎重で、周りの様子をじ~っと見て自分なりに納得してから言葉を発し始めるという子でした。1年、2年…と大勢の人と関わる中で、いつの間にか自分から声をかけてコミュニケーションを取っていくようになりました。怖がらなくても大丈夫、人とは繋がり合えることを知ったからでありましょう。

 いろいろな成長を見せてくれた第1保育期が終わります。子どもたちの姿はどんどん変わっていきますが、どれもその時の「今の私・今の僕」であります。「この子はこんな子」と決めつけて憂いたり嘆いたりされずに受け留められていくことで、大人の顔色を見ずに安心して次の自分を表していけるのでしょう。ピアノに興じていたあの時の自分を、警戒心一杯だったあの時の自分を、否定されることなく受け入れてもらったからこそ今の姿があるのです。子育ては自立へと導く一連の働きかけですが、『真の自立とはたくさんの依存先を持てることである』と聞いたことがあります。家族に依存し、友だちや先生に依存し・・・何より神様にどっぷりと依存しながら、子どもも大人もそれぞれの自分を生きていきたいと思うものです。豊かな夏の日々をお過ごしください。



























    
                                       廣田雅子           


<7月号より>
























  大きな栗の木陰は涼しくて体を動かすのにはちょうど良く、木陰から出た陽当たりの場所はお水遊びにぴったりで、幼稚園の庭は神様の恵みを感じさせてくれる場所です。そこではたくさんの遊びが繰り広げられ、嬉々とした歓声は絶えることがありません。夢中で遊ぶ姿は生き生き伸び伸び。子どもの生活はやっぱりこうでなくては!と実感しながら過ごす日々です。
 そんな遊びの中で、今夢中になっているものの一つに「鉄棒あそび」があります。回ったり、ぶら下がったり、よじ登ったり…自分の技量に合わせてではありますが、とにかく鉄の棒に絡まって遊んでいます。それぞれに“あんなことができるようになりたい”との思いを秘めているようです。身のこなしぶりから“逆上がりの完成までは遠いかな”と見える子も、毎日絡んでいるうちにみるみるとこなれてきて、いつの間にか動きがさま(・・)になり、やがて逆上がりができるようになっていることには驚かされます。そうした子どもたちを、もう何人も見届けてきました。まさに「好きこそものの上手なれ」であります。そしてできた喜びをまず友だちと分かち合い、大急ぎで先生に伝え、更に、送り迎えで通り行くお母様たちを呼び止め「見てて」と披露。そして、そのみんなが「すごい!・よかったね~・よくできたねぇ…」の言葉をくださいます。
 『虐待と脳の損傷』を研究されているお医者様が、「小さい頃の楽しかった経験が、その後の困難を乗り越える力となる。また、小さい頃は愛情の総量の多さが大事。」と言われていました。シオンの子どもたちは「よかったね」の賛辞をどれだけたくさんの方からいただいたことでしょう。子どもたちの受ける愛情の総量の豊かさを確信するところです。
 先日、2年生の子どもたちが久しぶりに幼稚園に来てひとしきり遊んでいきました。帰り際に手紙を置いて行ってくれたのですがその中にはこう書かれていました。
『まだわたしは、先生たちの名前をおぼえています・・・(略)じゅぎょうをやってると、ようちえんのことをおもい出すと、なきそうになって、ようちえんてうらやましいなとおもいあそびたくなります。3年生のうんどうかい、みにきてほしいです。・・・』

人生を支えていくであろう幼児の日々が、一人ひとりにとって素晴らしいものであるよう祈りながら、7月も過ごしていきます。                       
                                       廣田雅子




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